経営者は毎日心をすり減らして頑張っています。
そんな戦場と言われるビジネスの世界において、KOMさん周りのブランディングっていうのは若干独自の価値観を構築しつつあるのかなと感じています。
どう違うのかというと
『周りと比較されないポジションを築く』
そんな意識があるオーナーさんが、ストレスフルな中でも楽しんでビジネスに向き合えている気がしています。
つまり、
比較されないことが、一つの豊かさだと考えます。
「ライバル店は...」「競合は...」「競合他社は...」と、近いところで戦っている人はどうも消耗している気がします。
そう思えば、コムデザインラボを立ち上げた15年前。自分をクビにしたデザイン事務所を超絶ライバル視していたし、他より早めの20代での起業は優れた同業の諸先輩を意識しまくっていたわけですが。
自社のブランディング・差別化を意識してから、今ではその対抗意識的なものや嫉妬は一切なくなり、自分たちと比較されるような会社はそもそも存在しないんだと思って経営しています。
部分的に切り取ってみた『間接競合』はたくさんいても、『直接競合』はいない感覚です。
故に、間接競合っぽい他社がどのくらいの金額かもしっかり把握していないし、最近はサービスをリサーチすることもなくなりました。自分たちだからできることを15年でたくさん磨いてきました。
営業でも採用でも
「あなた達じゃないとダメなのよ」
「御社しか働きたくないんです」
「もうどこに頼もうか迷わなくて良くなったわ」
そういう関係性を築いていきたいし、大切にしていくほうが豊かです。
そういえば、パティスリーニューモラスさんがラボラトリーニューモラスに名称変更したのも、ある意味では周囲のケーキ屋とはもう横並びじゃないことの意思表示にも見えるし、7月に日本初のへべすの専門店を立ち上げるK&Co.さんは他では商品の替わりがきかないので、無名だったことが嘘のようにマルシェでも異彩を放って実際売れています。
KOMのブランディングは『唯一無二の世界観づくり』と言っていますが、それは『他と比較されない、豊かな経営者のマインドづくり』とも言えるのかもしれません。 |